水漏れセンサーシステム作成 <その8 筐体設計2 >
筐体の設計中です。
3Dプリンタで出力しました。うちはBS01というボンサイラボさんの3Dプリンタを使用しています。
左の出力1回目のモデルはボタンの穴が小さく入らない、USBの下のケーブルのおさまりが悪い、というのがあったので、右の2回目で修正しました。
二つ目のモデルで上手く収まりました。うーん、普通。
こちらのケースは人目に触れるものなので、dmm makeできれいなものを発注しました。最近1weekで来ないこともあったりするので、間に合うのか少し心配です。
ケーブルボックスのほうもケースが必要なので、作成していきますが、その前に水滴センサーのケーブルを長いものに変更しました。3m x 5本、6m x 3本。センサーは単なる接点なので長くても特に問題なく反応してました。
ケーブルは秋葉原のケーブル屋さんで2芯のもの100mを買ってきました。ケーブルも電磁シールドされたノイズに強いもの、踏んでもなんでもない地面に這わせる業務用など沢山ありましたね。
もうそろそろで完成する予感です☆彡
水漏れセンサーシステム作成 <その7 筐体設計1 >
前回パーツの3Dデータを作成してレイアウトを決めました。
今回は筐体の設計をしました。大体の形を決め、外径を作成した後に、各パーツを切り抜いて作成します。
Fusion 360 は断面解析などもできるので、設計途中でミスがないかなど確認しながら進められるので良いです。
一通り、設計が完了しましたので、次は3Dプリンタでテスト用に出力してはめこみなどに問題がないか確認します。
< Tools vol.1 > 携帯してて重宝するモノたち
今日もまた、コーヒーブレーク的な内容になってしまいますが、ネタがない日にちょっとずつ気に入っている道具を紹介したいと思います。
今日はいつも携帯してる道具の一部を紹介します。
見ればわかりますが、上から定規、ミニノギス、マルチツール、巻き尺。
ハードウェアに関わっていると、出先で道具が必要になる時はけっこうあります。
LEATHER MANのマルチツールは何かと良く使いますね。ビクトリノックスもいいですが、こっちがより無骨でいいです。ハサミ、ナイフ(カッター代わり)、簡易ドライバ。貸すことも頻繁にあってみんな重宝してます。
定規、ミニノギスは外出先で設計する時に使っています。手元にないとかなり不安になりますね。シンワさんのペンギン好きです。
あとは現場とかで出番が多いのは巻き尺ですね。なかなか雰囲気良いのが見つからなくて困ったんですが、pencoのは多少重くても他のツールと感じが合うので気に入ってます。
好きな 道具で無駄にテンション上げるとやる気も出てくるので、細かな雰囲気づくりも大事と思っています。
< 休憩時間ミュージック その1> ERIC KAZ / CUL-DE-SAC
休憩時間に少し音楽を。
ERIC KAZ / CUL-DE-SAC
作業音楽をかけたい時、どんなのかけるのかは気分によりますが、アッパー系だと意識を持っていかれて合わない時があります。
最近70's のアメリカンミュージックがちょうどよいことに気づき、70's熱再燃の雰囲気。
MY LOVE WILL NEVER DIE
題名が少し恥ずかしいですが、あの時代の感じでしょうか。とても良い曲です。
水漏れセンサーシステム作成 <その6 筐体設計 準備編>
水漏れセンサーシステム作成の続きです。
基板とパーツの実装が済んだので、これから楽しい筐体作成です。
Fusion 360を使って筐体を設計します。
ケースの設計を始める前に各パーツの3Dデータを作成します。
以下のモジュールのデータを用意します。
- WROOM-32-DevKit
- LCDモジュール
- Vol.Switch
- 圧電スピーカー
- SW
作成する前に、メーカーがCADデータを出していないか確認します。なければ寸法して作成します。
WROOM-32-DevKit
これはあるかなぁと探したんですが、DevKitの状態のデータは見つけられませんでした。自作しました。寸法を測ってデータ入力して3Dデータにする感じです。
メインモジュールのESP32部分は基盤のレイアウトデータから作成しました。microUSBはありもののデータを見つけて利用しました。
その他
仕様書を見て寸法から作成
SW
Volume ツマミ
圧電スピーカー
結局のところ、全て作成する感じになってしまいました。
パーツを作成したので、筐体の設計に入っていきます。
レイアウトを決めていきます。
3面図風に
次回はパーツのレイアウトから筐体を設計していきます。
水漏れセンサーシステム作成 <その5 基板化と回路図>
基板化
ブレッドボードでのシステム動作確認できたので、基板にしました。結構時間かかりました。
I2Cのケーブルは心配だったのですが案の定少し手間取りました。
ブレッドボード上では、ボードと直結で動作していましたが、ケーブル6mだとそのままでは動きませんでした。I2Cはもともとそこまで長いケーブル向けには作られていないという話もありましたが、以下の記事を参考にして動きました。
I2Cのケーブルとプルアップ抵抗
https://japan.renesasrulz.com/cafe_rene/f/forum19/3619/i2c
結果的には、SDA, SCLに、2.2kΩのプルアップ抵抗で接続しまして、ソフトウェアでI2Cのクロックを10kHzに落とすと通信することができました。通常の100kHzですと、プルアップ抵抗ありでも通信できなかったです。
回路図
後で見返したときに自分のためになるので、簡単な回路ですが作成しておきます。私はeagleを使っています。
それぞれのモジュールのEagleライブラリをネットから探して、一部変更などして利用させてもらいました。作成してくれた方ありがとうございます。
ESP-32
https://github.com/a2retro/ESP32_Miscellany
GPIO expander
https://componentsearchengine.com/PCAL9555APW%2C118/NXP
AQM0802A (LCD)
https://qiita.com/exabugs/items/9d1b66aa1d22805afbc8
SPとSWなどはデフォルトライブラリから回路図的に似ているものを使いました。
今回の回路
センサーの回路は、GPIOでH/Lを検知するだけなので省略しています。
espressifから取ってきたのですが、ESP-WROOM-03という名前になっているのは気になります。