t-yosh’s blog

元ソフトウェアエンジニアが、モノづくりについて学んでいるブログです。モノづくりに必要なハードウェア・ソフトウェア・デザインのことを書いています。

ネジ

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ネジは本当に色々あるので、選ぶときにどれを選ぶのよ!? となることがあるので、 見るべきポイントをまとめます。

バイスに使う際におさえるポイントは

(1) 締結力  (サイズ、長さ、ピッチ、種類)

(2) 作業性 (種類、ピッチ)

(3) 耐久、防水性など(材質、パッキン)

でしょうか、以外と気にすべきポイントがあります。

サイズの見方や種類は規格で色々と決まっているので、一度見ておくとあとあと苦労しなく済む気がします。

・ネジのサイズ (外径とピッチ、長さ) 

・サイズ

M3とかM5とかいうのは外径のサイズ、ピッチは隣り合うねじ山の間隔を表しています。ピッチは締結力などに影響しますが、作業者のねじを締める時間などにも影響するんのでよいバランスのピッチを選ぶ必要がありますね。

・ネジの種類

メートルねじ、テーパーねじ、ストレートなじ、細目ねじなど、たくさんありますね。

ねじ先端形状だと、小ネジ、タッピングねじ、木ねじ、などで用途が異なってきますし、ねじ頭形状では、皿、鍋、丸皿、トラスなどがあります。

・ドライバーの番手

意外と気づいてなかったのですが、ドライバーの先端にもサイズ(番手)があります。この番手によって対応するネジサイズがあるのですね。普段よく使うサイズや種類のネジと番手の関係は以下の図がわかりやすいです。これを見て何を気にするのか、ということですが、例えば、設備として壁に固定するようなデバイスの場合、作業する施工屋さんとかが持っているドライバーが2、3番手が多いようなので、M3以上であるほうが現場で使い勝手が良いと想定されるので、M2とかの小さいねじは避けたほうがよい、という想像ができますね。

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http://www.diyna.com/cityhall/m-yuda/d-base/tools/dy_driver.html

使うねじとドライバーの番手の対応表はJISやISOで規格で決まっています。

より細かい表は以下↓

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http://faq.hozan.co.jp/support/faq/detail?site=ZAWBTM42&id=2

 

 

・素材 錆対策

ニッケル、三価クロメート、ステンレス、ブラスなどこちらも素材や表面処理などでたくさんあります。ネジ屋さんに聞いたのですが、水がかかるならステンにしとけ、と言われました。あとはロットに対してのコスト効果で安いものを選ぶというのはあります、という感じでした。

・防水

防水に関しては、パッキン付きのねじでしょうか。

・ねじ購入先

ウィルコ

金属・樹脂のねじ・ボルト・ワッシャ販売、通販【ウィルコ】カタログ無料

ネジコ

株式会社 ネジコ|ネジ(ねじ)の海外製造・ 輸入・仕入支援 | ネジ(ねじ)の海外製造・ 輸入・仕入支援

 

色々ありますね、というところしか書けませんでしたが、実際に締結力などからねじを決めるには筐体側の設計なども絡んでくると思います。

具体的な設計手法などがあると思うので、気づいた時点でまたアップデートしようかと思います。