t-yosh’s blog

元ソフトウェアエンジニアが、モノづくりについて学んでいるブログです。モノづくりに必要なハードウェア・ソフトウェア・デザインのことを書いています。

電子ポット 分解 2/3

電子ポットの分解の続編です。

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蓋を分解していきます。 

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見えているネジを外すとこうなります。

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内蓋

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内蓋と蓋ははめ込みになっています。

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蓋の部品の構成、電子ポットとしての蓋を外すための機構があります。

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 この部分のはめ込みは押し込むとはまるようになっていて、サイズ感が絶秒です。

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お湯の出口を開閉するボタンはバネとはめ込みの機構で、押すたびに開、閉となるようになっています。

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押し込んで離すときにメッキされた押しボタン部分が少し回転して溝にそって上下するようになっています。

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お湯の出口の経路がわかります。

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取っ手の部分を分解するとケーブルが格納されています。スイッチ部分とはコネクタでの接続になっていました。

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スイッチのポット内部側には蒸気を取り込むゴムのパーツがあります。f:id:t-yosh:20181020030624j:plain

スイッチ部を取り外したところ。

蒸気がスイッチ内部に取り込まれるようになっています。

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スイッチ部の中身

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スイッチ部は押し込む先に金属のパーツがあります。

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この金属の板は温度で形状が復元するものでした。スイッチオンで形状が変わるのですが、ポットのお湯がわいたときに金属の元の形状に戻るので、そのタイミングでスイッチが切れます。お湯が沸いたことを知らせてくれる機能は、実はアナログでびっくりしました。蒸気の取り出し口からこの金属に向けて水蒸気があたるようになっているので、蒸気の温度で形状が復元されるようです。

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形状記憶金属板がポットのスイッチに使用されているのは驚きました、温度検知という仕組みではこういった形状記憶金属がスイッチに使用されるんですね。

3/3でポットの本題部分を載せていきます!!