t-yosh’s blog

元ソフトウェアエンジニアが、モノづくりについて学んでいるブログです。モノづくりに必要なハードウェア・ソフトウェア・デザインのことを書いています。

ハーネス コネクタについて

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家電製品や車関係で使用されているハーネスっていうものがあります。ようは基板と基板の間を接続するためのケーブルです。

これを試作で使ったのですが、正式な組み立て方法について調べました。

 

<コネクタの構成部品>

以下の3つから構成されています。

(1) Contact コンタクト

 線を接続してハウジングに収める部分

 

(2) Housing ハウジング

コンタクトを格納する部分。コネクタといって想像する部分

 

(3) Shrouded header ヘッダ (ソケット) 

 

コネクタが挿入される側。受け側。

 

<コネクタの作成方法 正式版>

コンタクトを線に接続してハウジングに固定する。

と、説明は1行なのですが、メーカー指定の正式な作成方法は結構大変です。

何が大変かというと、工具が専用のものになる点です。

 

例えば。

日本圧着端子さんにGHコネクターというシリーズがあります。

http://www.jst-mfg.com/product/pdf/eng/eGH.pdf

ここにある6極のコネクタを使用したい場合、ハウジングがGHR-06V-Sというものがあります

f:id:t-yosh:20180801110557p:plain GHR-06V-S

これに対応した以下の部品を使用することになります。

 ・対応コンタクト SSHL-002T-P0.2

 ・コンタクトの専用工具 YRS-1590 

 ・対応ソケット SMB-06B-GHS-TB

http://www.jst-mfg.com/product/pdf/jpn/B-D.pdf

 

専用工具で線を圧着する。

工具お値段 167950円 外税。。。(商社確認)

f:id:t-yosh:20180801125755p:plain YRS-1590

 

<コネクタの作成方法 お手軽版>

数点しか作成しない試作品に上記の工具を用意するのは難しいので、汎用的な方法で作成する必要があります。

こちらにすごく良い説明がありました。私から言うことはないです。電子うさぎさんありがとうございます。

xn--p8jqu4215bemxd.com

 

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その他 参考サイト

ac-blog.panasonic.co.jp