Fusion360 Eagle連携チュートリアル
2018年の初投稿は「FusionとEagleの連携チュートリアル」のお試しになりました。
以下のリンクで試したあとに、自前の基板想定でやってみました。
チュートリアルの手順をまとめると以下な感じです。
(1) Eagleで基板にパーツを並べる。
(2) Eagleで配線する。riplupなやautoで配線
(3) Eagleから、FusionのPCBデータにリンクする。
(4) FusionでPCBの板の外形が決まる
(5) EagleでFusionからデータをpullする。
(6) Fusionで行ったレイアウトの変更や外形が反映される。
・自作の基板を作るのにもFusionと連携させてみました。
基板のデータがFusionに入ると以下のようになります。チップLEDと抵抗の3次元データが挿入されています。3Dデータがない部品は、基板上の2Dの使用領域から少しだけ厚さをつけた板状のボディが形成されました。真ん中の黒い板がSOP-16の部品から作成されたボディです。
配線などはPCBのボディの上にデカールで貼り付けられていました。(今回はなぜか配線がずれて貼り付けられてしまいました。)
注意が必要なのは、Eagle純正の部品データには3Dが入っているものとそうでないものがあるということですね。
Eagleのライブラリーで3Dのアイコンがついているものの場合に、Fusion側で3Dデータが現れました。
チップLEDは3Dデータがあるので、形状が確認できます。
探してもパーツデータがない場合は、自分でパーツデータを作成することも多いので、3Dデータも合わせて作成する方法を今度調べたいと思います。
これまでは基板から筐体を作る際に、基板情報をdxfデータにして読み込んだりしていたので、簡単にリンクできてやはり便利です。Fusion側からPCB形状の変更をEagleに持っていくことも可能なのは、設計変更時に便利そうですね。